口角を挙げる~ヒアルロン酸による口唇増大術

 今年は開業をしたので、お盆休みも取らず一気に診療を行うつもりでしたが、友人たちにきちんと休みを取ってその後しっかり診療をした方が良いというアドバイスをいただき、今年は自分としては珍しくいわゆるお盆に夏休みを取りました。
 宿も取っていない状況でしたので、急きょホームセンターに行きキャンプ用品を購入し、キャンプ場の場所確保の確認をしました。そう、野宿です。到着したときは既に日が暮れしかも夕立に遭遇、手探りでどうにかテントを設営しました。だれも周りの人手伝ってくれないんだよな~。笑ってみているだけ。冷たいよな~。テントの設営は大学生以来で手こずりました。火を無事おこして子供たちもはしゃいで楽しみました。蚊に刺された痕がかゆい…。

 くちびるをふっくらさせ、口角を挙げる、これをメスと針糸だけで良い結果を出すというのは難儀であるばかりでなく、好ましくない瘢痕ができます。「口角挙上術」という術式で行われている方法には上くちびるのわき上方に一生ごまかすことのできないキズが残る手術を行う術者もいます。人中の領域はできればキズをつけたくないのが形成外科医です。形成外科を専攻しなかった美容外科医には分からないだろうなぁ~、この領域のキズのコントロールは。キズは化粧で隠せる?ウーン、少なくとも私はおすすめはしません。

 そこで、現在の美容外科には重宝する医療材料があります。フィラーとよばれる注入物の一つで美容外科を知らない人でもご存じなことが多い「ヒアルロン酸」です。
 ヒアルロン酸注入に使用されているヒアルロン酸は単にヒアルロン酸とはこれですと説明ができません。美容外科領域に使用されているヒアルロン酸と他科で使用されるヒアルロン酸、化粧品に使用するヒアルロン酸、食用のヒアルロン酸は全く別物と考えて下さい。
 美容外科領域に使用されるヒアルロン酸を例えで説明すると、車と同じです。つまり、車といってもトヨタもあれば、日産もある、マツダもある、他もあるし、トヨタにもプリウスがあればクラウンもある。クラウンにもいろんな種類、ブランドがあるように、美容外科領域のヒアルロン酸も他社、種類、用途によって、もう分からないくらい種類があります。

 ヒアルロン酸注入は私たちの体の成分に含まれているから安全ですと説明を受けたかたを見受けますが、そんなことはありません。思わぬ結果を導く使いづらいヒアルロン酸もあります。使う医師も知らないことがあります。
 美容外科領域に使用するヒアルロン酸は比較的柔らかいヒアルロン酸で皮膚の浅いところに注入し皮膚の緊張を作りしわを軽減する、もう一つは比較的固いヒアルロン酸でボリュームを与え形を作るものが使用されます。

 ヒアルロン酸自体は血行の通わない物質であるため、血行の良い組織内に少量使うのが安全です。ですから、大量に乳房内に注入するなんて使い方はその後思わぬ不幸な結果を生むことがあるため、使用しないことが望ましいと考えています。

 今回はくちびるをふっくらと見せたい、しかも口角を挙げたいという希望のため、ボリュームアップ目的に使用するヒアルロン酸をチョイスしました。エセリスというメーカーのフォーテリスというブランドです。私はエセリスを好んで使用しています。コラーゲンのような滑らかさがあります。しかし、私も年をとったのでしょうか、コラーゲンの注入を経験している美容外科医の数が少なくなってきたように感じます。

 くちびるへの注入は実は結構技術がいります。単に注入すればよいという訳ではありません。経験のない医師の注入はおすすめしませんよ。

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施術前。まずヒアルロン酸を注入し、2週間後にタッチアップ(追加注入)しました

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2週間後、タッチアップ後。内出血もなく、口角も上がり魅力的になりました。

よだ形成外科クリニック 仙台駅前 美容外科・形成外科・美容皮膚科
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by y-aesth-plast-cli | 2010-08-20 11:07 | ヒアルロン酸・レディエッセ注入 | Comments(2)  

Commented by ゆい at 2013-06-23 23:21 x
口がへの字になってるんですが口角挙上術をしなくても上げることはできますか?
Commented by y-aesth-plast-cli at 2013-06-24 19:27
うーん、診察してみないと答えられません。

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