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埋没法・ツルキリ変法~ラインを広く固定する

よだ形成外科クリニックの依田です。

4月13、14、15日に行われた福岡へ第59回日本形成外科学会学術総会に出席してきました。
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専門医更新のプログラム受講が必須となり、興味がある発表を聞くよりそちらを優先させなくてはならず、とにかく慌ただしい学会でした。

そんな中での熊本地震でびっくりしました。福岡は問題ありませんでしたが、東日本大震災を経験した身ですので、熊本の大変さが伝わってきます。ささやかながら募金を致しました。

さて、今回は一重の方が埋没法を受けられた症例を見てみましょう。

埋没法はすべての施設で同じ方法ではありません。

同じ手術名であっても術者の加減で異なる方法となってしまうこともあります。

どの方法が悪いなどと言い切れませんが一つ言えることは、埋没法はどの方法を選択しても二重が外れるときは外れます。また化膿する可能性も否定は出来ません。

ですから複雑に絡めてもだめなときはだめですし、化膿したときに対処できない方法は良くないと思います。つまり抜去しずらい方法はおすすめしませんということです。

私はラインを幅広くとれるツルキリ変法を選択しています。

私の手術はおそらくオリジナルのツルキリ変法からはモディファイされているのだと思います。ラインをキープしやすくまた何かあったときには糸を取るなど対処しやすい方法なので愛用しています。

埋没法の手術は丁寧が第一です。

自分で書くのも何ですが、自分の手術は腫れや内出血が少ない方だと思います。

なぜなら腫れや内出血が少しでも少なくなるよう工夫しているからです。それでも内出血が起こることがあります。そのときにはご容赦願いますね。

また埋没法は繰り返せません。いずれは全切開などに変更が必要となる日がやってくると考えられていただければと思います。

私のクリニックのホームページで使用している埋没法のシェーマが他院のホームページでで使用されていました。

もちろん削除のお願いをしたのですが、どこそこより「引用」と表記すれば法律上は問題ないと先方に説明をされました。「?」です。ともかく削除してもらいましたが、なぜ削除をしたかの経緯をご丁寧に説明されていました。なんか解せないです。

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     術前。一重でやや組織が厚い方です。
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     直後、麻酔の影響で目が開けづらくなっています。
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     直後閉眼時。食い込み感は7-10日くらい気になる可能性があります。
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     1週間後。
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     1週間後閉眼時。
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     1ヶ月後。
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     1ヶ月後閉眼時。食い込み感は数ヶ月ある方が、持ちが良くなります。
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     5ヶ月後。
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     5ヶ月後閉眼時。いずれ緩んできたら全切開をしましょう。

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by y-aesth-plast-cli | 2016-04-28 16:14 | 埋没法・二重 | Comments(0)  

ハムラ法+シルエットリフト+PRP(成長因子+)~総合的な若返り

よだ形成外科クリニックの依田です。ようやく仙台にもソメイヨシノが咲き始めました。今年はなんやらかんやら暖かかったのですね。ちょっと早い満開を迎えそうです。
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4月13-15日の福岡で行われる日本形成外科学会総会に出席する関係で14日は休診となります。

ご迷惑をおかけしますがよろしくお願いします。福岡はもう桜は散っているのでしょうか?

学会のため休診・代診と総合病院などでも掲示が貼られているのを見ることもあると思いますが今日はこのことについて話をしてみようと思います。

私は形成外科学会認定専門医というのを有していますが、まずはこの専門医を取るには日本形成外科学会に所属し、専門医の取得できる大学や総合病院の形成外科に所属し指定された症例を規定の年月以上で執刀し主にこれらについての試験が行われ、合格すると専門医に認定されます。

専門医を取得すると5年ごとに更新が必要で、所属学会の出席や指定講義の受講、発表、論文の投稿などで点数を得て、更新していきます。専門医を取得する医師も点数が必要になります。他の診療科もほぼ同じでしょう。

ですから専門医を取ろうとしている医師や既に資格を有している医師も休診や代診をお願いして学会に出席するのです。
関連学会を含めると私の場合は1回/2-3ヶ月くらい出席しないと点数を維持できません。

開業をすると、アップデートな話や情報に疎くなるので学会の参加は大変勉強になります。たまには発表もします。時間外の楽しみ方は人それぞれで、単独行動する人もいれば、家族で楽しむ人、ディープな夜の町に消えていく人…など色々です。

私は滅多に行くことのない開催地では、時間があれば城郭や史跡に足を運ぶようにしています。夜は警察病院時代の先輩や仲の良いドクター達とちょっと贅沢な食事をして情報交換をしています。手術の手技的な話が多いですね。派手にワインパーティーなどしているグループも見かけますが(誘われないんだななぜか)私たちは結構地味かもです。

福岡での学会は機会がありましたら報告をしましょう。

今回はやや時間をかけながら比較的小さな手術などを行ってたるみ手術をした症例を見てみましょう。

まず、下眼瞼のたるみをハムラ法で改善し、次に中顔面のたるみをシルエットリフトで改善させ、残されたへこみに対してPRP+成長因子を利用してふっくらさせていきました。

この中で注目したいのはPRP+成長因子による注入療法でしょう。PRPとは濃縮自己血小板注入療法といいます。

血小板の中には私たちの組織を修復し、また増幅させることのできる成長因子が含まれています。
まず自分の血液を採血し、血小板を回収するキットを通し遠心分離します。スピッツにはPRPが分離されますのでそれを注射器に回収します。PRP単独で皮膚に注射すると主に皮膚の若返りに使用できます。PRP単独では組織の増幅作用はありません。

つまりボコボコすることなどないということです。ヤンキースのマー君も肘の靱帯の治療にPRPが使用されたと聞いたことがあります。PRPは私たち形成外科・美容外科のみならず他科でも使用されています。

組織の増幅、つまりふっくらさせるには人工の成長因子を添加する必要があります。この手技にはノウハウが必要で使用方法を誤るとボコボコしたり予想より膨らみ過ぎることがあります。

自分の場合にはノウハウを見識ある医師から指導を受け、さらに研究会にも所属して研鑽をして使用をしております。

しかし人工の成長因子をこの方法に使用することは医師間でも議論がなされており、まだコンセンサスが得られていない状況と言えます。

PRPの使用は厚労省に報告し認可を受ける必要があります。当然当院は認可施設であります。

増幅する組織は自己由来の脂肪組織に置き換わるのでそれに該当する部位のみこの手技を使用しています。

今回は下眼瞼術後の組織の足りない部位にこの方法で補正しました。

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      ハムラ法術前。今後シルエットリフトPRP+成長因子の計画をしています。
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      下眼瞼の眼窩隔膜を丁寧に出して、
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      隔膜を開放して下に伸展して平に固定します。
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      ハムラ法4M後、シルエットリフトを行います。
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      シルエットリフト直後。結構突っ張りますが1週間くらいでなじみます。
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      シルエットリフト3M、ハムラ法7M。今後は気になる所を補正します。
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      シルエット18M、ハムラ法22M。年齢変化はありますがまずまずキープ。
      PRP+成長因子で下眼瞼と法令線を補正します。
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      PRP+成長因子注入1ヶ月後、でこぼこなどありません。ふっくらして良い感じです。

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by y-aesth-plast-cli | 2016-04-07 20:05 | たるみ・フェイスリフト | Comments(2)