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美容外科ってキズがないの?

 美容外科・形成外科の手術は、キズもなく変化し、魔法のように思う方々が多いと思います。形成外科的なアプローチというのは、実はキズがなく手術ができるというわけではありません。キズが見えない、あるいはキズが見えにくいような位置で手術を行うのです。
 例えば、鼻の手術は、鼻の穴から手術を行います。下まぶたの手術は、睫毛ギリギリで切開を行います。体の部位によっては、確かにキズ跡が分からなくなるということがあります。
 ホクロを切除するときには見えにくいところを切開するわけにはいきません。ここで重要な技術は「真皮縫合」という形成外科的技術が必要となります。真皮縫合の技術の習得は私の先輩は形成外科医として一生続くと話されていました。今日よりも明日の方が技術が上達する、明日よりも来週…と技術の向上が続くのです。確かに、専門医を取得した頃は上達したなと自分で感じました。そして、今現在の方がさらに上達していると思います。ウナギを焼くのと同じかなぁ。ウナギを焼く技術の習得は一生続くらしい。a0149149_1783265.jpg
 その高度な真皮縫合があって、キズが目立ちにくくなるのです。この技術を本当にものにするのは、形成外科を習得したドクター以外には無理だと思います。医師になってからずっとこの技術に関わってきた形成外科医の自分でも修行が続いているのですから。
     
(写真に注意!ホームページはまだです。今作っています。)

 術後のキズ跡というのは、すぐに完成するのではありません。正しい技術で手術をしても、一時的には赤くなるし、固くもなります。これらの時期を通り越して、よりナチュラルに、そして普通の皮膚に溶け込んでいくのです。

 さて、ようやく仙台にも桜が咲き始めました。花見というわけにはいきませんでしたが、スタッフの採用も決まり、先日初の顔合わせ会を開きました。緊張の中で決意をしました。私たちを必要とする患者さんのためにがんばろうではないですか!a0149149_1793987.jpg

 よだ形成外科クリニックは、生まれたばかりのクリニックではありますが、正しいことを正しく行うことにより私たちスタッフも成熟していくのです。その途中には反省することも出てくるかもしれません。そういうことをフィードバックして、私たちの、より向上したサービスを患者さんへ提供していきましょう。そう、毎日進化し続けていくのです。美容形成外科の手術と同じですね。

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by y-aesth-plast-cli | 2010-04-21 17:13 | 開業 | Comments(0)  

美容外科医になるには

 美容外科医になるためにはどうしたらいいと思いますか?

医学部は6年間です。小学校と同じ年月です。

まず1-2年生で体育や英語などの教養科目を学びます。医学の総論の勉強もします。

続いて2-3年生で解剖学や生理学、薬理学や病理学などといった基礎科目の講義を受け、実習を行い試験を受け、無事進級できたら4-6年で臨床科目である内科、外科、産婦人科、皮膚科など、ほとんどの診療科を学習し、試験でそれぞれ評価を受けます。進級制度や評価方法は大学によって微妙に違うでしょう。

医学部は通常3学期制で、中間試験はありませんが、学期末に該当科目の試験を受けます。合格は60点以上で、万が一に落とした科目は再試験で合格を勝ち取ります。5-6年は実習が中心になるので3学期制は一般に無くなり学年末に試験による評価を受けることが多いと思います。

大学の5-6年になると臨床科目について大学病院で実習して評価を受け、卒業試験に無事合格し、晴れて医師国家試験に合格したら医師になれます。その後は私の時の制度とは異なって、2年間は指定カリキュラムによる臨床研修を受けるのですね。

そして卒後、研修を受けた後はどの診療科を選んでもいいのですよ。内科の先生は内科の学部を卒業しているわけではないのです。

 大学で美容外科の授業ってあったかな~?私の時は少なくともありませんでした。最近は大学の診療科で形成外科が母体で美容外科を標榜する診療科があるから授業であるかもしれませんけど。それに、国家試験では少なくとも美容外科は出題されていないはずです。ちなみに整形外科は骨が専門の外科で美容外科とは無関係ですよ。

 「美容外科医」になるためには大きく2つの道があるようです。
1つは形成外科を専攻して美容外科を習得する道。
もう一つは卒後初期研修を受けてまもなく、あるいは他科をある程度経験してから美容外科を標榜するクリニックに就職する方法があると思います。
というのも、「日本美容外科学会」なる団体は2つあるためです。  
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               (クリニックのエントランスができてきました)

 1つは、日本形成外科学会に所属し認定専門医を取ると正会員となれる日本美容外科学会(注釈:平成28年度より日本形成外科学会正会員になれば認定専門医を持っていなくても、日本美容外科学会JSAPSの正会員となることができます。)、もう一つは、診療科を問わず正会員になれる日本美容外科学会JSASがあります。

さらにはこれらの学会に所属しない「美容外科医」もいるはずです。
辛口ですけど、形成外科を専攻していないのに自称「形成外科医」だとか、美容外科医としてのまともな経歴がないのに自称「美容外科医」として表だったところに出られるのは、勘弁願いたいですけどね。
結局自分は「美容外科医」であると言ってしまえばいいのが現状でしょうか?

 どれが正解か?一概にどちらが正解とは言えないかもしれません。なぜなら、美容外科は形成外科の1分野であると形成外科には説明されていますが、大学や病院での形成外科において美容外科の系統だった教育をおこなえる施設の数が少ないのが現状だからです。

形成外科の技術や考えは必要なので、私は美容外科は形成外科の一部という考えに賛成ですが、日本形成外科学会認定専門医だから美容外科を任せていいかというのは、その医師次第だと思います。
美容外科を習得していない形成外科医はたくさんいます。

 それでは、形成外科を母体としない「日本美容外科学会」所属の医師に美容外科を任せてよいかというとこの場合もその医師次第だと思います。いい仕事をする先生たちはたくさんいますよ。

 どういうこと?

 自分は日本形成外科学会認定専門医を有する「日本美容外科学会(JSAPS)正会員」の美容外科医であるけど、とても運が良かったのだと思っています。
私は卒後から東京警察病院形成外科という病院の診療科に所属することができました(大森先生、関口先生、小林先生に感謝です)。
医師としての研修を初めに受けてそして、引き続き系統だって形成外科と美容外科を学ぶことができたからです。

 少なくとも私の経験では、形成外科の知識と経験、そして考え方は自分の美容外科医にとっての基礎になっています。自分は「美容形成外科医」であるというのがいいのかもしれません。

 結局はどのケースであれ、患者さんが治療を受けて、満足をしていただければいいわけですが、そのために私の場合は自分は形成外科を母体にした「美容形成外科医」であるとポリシーを持って日々診療、手術を行っています。

だからクリニック名は「よだ形成外科クリニック」としたわけです。

 これから美容外科医を目指そうとする医学生には遠回りかもしれませんが、形成外科を専攻し専門医を取ってから美容外科医を目指すことを勧めます。形成外科は形成外科で楽しいですよ。美容外科の幅も広がります。

一刻も早く美容外科で生計を立てたいのは分かりますけどね。全く一人前の料理人になるのと同じ考えですかね。腕が無ければどうにもなりませんでしょ?


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by y-aesth-plast-cli | 2010-04-02 23:15 | 美容外科 | Comments(2)